2007/01/08
つい最近、園芸のプロ(?変な言い方・・・)からいろいろ教わる機会がありました。 花のことや花は枯れた後の再生の仕方、病気や寄生虫について、植える時期や育て方など。
いろいろ目からうろこが落ちるようなことばかりで大変勉強になりました。
その方と話している中ですごく印象に残ったことがあります。
私が「この木は勢いがない感じだから枯れてしまうのでしょうか?」
と訊いたところ、
「確かにこの子はここの枝が・・・(説明続く)」と答えていました。
お分かりになるでしょうか?
木に対して「この子」とおっしゃっていたのです。
当然と思われる方もいるかもしれません。
しかし私はすごく感動してしまいました。
樹木や草花に対する愛情といいますか、いかにその存在の近くに立って考えているかがよく分かった気がしました。
私や当院のスタッフも動物に対しては自然とこの子という表現が出てきます。
もしかしたらあまり動物好きではない人からすると出てこない言葉なのかもしれません。
私も樹木や草花に対しても、岩や石に対しても(?)「この子」と自然に出てくるようになれば、もっと他人や地球に優しい人間になれるかもしれないと思ってしまいました。